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仮想通貨で得た利益をビットコイン対応デビットカード(プリペイド式)で使うデメリット

どうもとしみつです。

仮想通貨で稼ぎ出すと徐々に気になるのが税金問題。

以前にこんな記事を書きましたが、

仮想通貨の税金問題!確定申告はバレないと思っている人へ絶対に危険な理由

僕は脱税や申告隠しなどは絶対に推奨しないし、それなら税金を払ってもいいくらい頑張って稼げば良いと思っています。

でも、それでも少しでも税金を払いたくないから

仮想通貨で得たUSDTを仮想通貨対応の海外のデビットカードにチャージして利用する

こういう方も実際には多くいらっしゃいます。

まあ、個人的に自分で得た利益をどう使おうが別に良いとは思うんですが、もし上記のやり方で税金を支払わないで良いと思っているのであれば今すぐその考えは辞めたほうがいいです。

今回はそんな仮想通貨で得た利益を海外の仮想通貨対応のプリペイド式デビットカードを使って利用するデメリットやメリットについて少し解説していきます。

注意
少し税金などの話もできましすが、税金に関しては詳しくは詳しい税理士にご相談ください。

そもそも仮想通貨対応のデビットカードやプリペイドカードって何?

そもそも仮想通貨(暗号通貨)対応のデビットカードについてあまり詳しく知らない人に簡単に説明しますが、一言でいえば「仮想通貨をチャージできるカード」のことです。

通常のデビットカードやプリペイドカードは、銀行から引き落としされたりプリペイドカードなら自分で日本円を使う分だけチャージして利用します。

このチャージを仮想通貨(暗号通貨)で出来るというのが今回紹介している「仮想通貨対応のデビットカードやプリペイドカード」になります。

利用する方法としては、

  • 仮想通貨対応のデビットカードを発行している会社から購入(Hcardなど)
  • 海外銀行口座で発行されているデビットカードにチャージできるところで口座開設(オフショア銀行など)

この2種類の方法で作るのが一般的です。

MEMO
2017年くらいまでは日本でも発行している会社なども多くありましたが、現在はほぼ日本国内で発行してるカード会社はほぼなくなってしまいました。.バンドルカードというプリペイドカードは対応しています。

仮想通貨の利益を仮想通貨デビットカードで利用するメリットやデメリット

では、ここから今回の本題です。

仮想通貨で得た利益を仮想通貨デビットカードで利用するメリットやデメリットにはなにか。

まずはメリットから。

仮想通貨デビットカードを利用するメリット

  • USDTのままチャージできる
  • MasterCardやVisaカード対応なら使える店舗が多い
  • 日本のATMでも出金できるカードがある

USDTのままチャージできる

仮想通貨デビットカードの種類などよって異なりますが、USDTに対応しているデビットカードもあります。

通常、USDTを出金して利用する場合は

海外取引所やDEXサービスで国内取引所で交換できる通貨に交換する

この方法を使うことが多いですが、USDT対応の仮想通貨デビットカードあれば、直接カードに送金して利用することが可能になります。

海外取引所へ送金が怖いという人や手続きが苦手という人には、かなり便利でしょう。

MEMO
直接カードに送金して利用するというよりは一度専用のウォレットアプリなどに送金するようになります。

MasterCardやVisaカード対応なら使える店舗が多い

また、チャージする仮想通貨デビットカードがMasterCardやVisa発行のものなら、MasterCardやVisaに対応している店舗で利用することができます。

MasterCardやVisaは世界でも導入している店舗が多いので、仮想通貨デビットカードでショッピングをして利用したいという人にもおすすめです。

日本のATMでも出金できるカードがある

おそらくほとんどの方がこの「日本のATMで出金をする」ということを目的に仮想通貨デビットカードを作るのだと思います。

例えば最近、仮想通貨デビットカードとして有名な「Hcard」というカードならチャージしたUSDTをドルにアプリ内で交換して、対応している日本のATMで出金が可能です。

仮想通貨の利益を仮想通貨デビットカードで利用するデメリット

メリットに関しは、ほぼ日本円で出金できるということだと僕は考えていますが、デメリットとしては以下の3つかなと。

仮想通貨デビットカードを利用するデメリット

  • 税金対策にはならない
  • ATMからの出金には手数料がかかる
  • カードの発行手数料が高い

税金対策にはならない

まず、「仮想通貨デビットカードを活用しても税金対策には一切ならない」これだけは覚えておきましょう。

いくら海外口座で発行されているデビットカードだろうが、国内発行だろうが1度出金してしまえば、それは利益になるので税金申告をしなければ脱税です。(年間20万未満はOK)

仮想通貨をやっていると、この方法なら少しづつ出金すればバレないから大丈夫!といって推奨している人もいますが、辞めましょう。

そんな甘くないですし、見つかった時に支払う違反金などほうが高くつきます。

それに脱税なので、最悪捕まるケースも。

税金対策として考えるなら、法人でやるのが1番です。(ちょっと色々めんどくさい部分はありますが)

ですので、間違っても仮想通貨デビットカードを作ったから節税できるということは考えないようにしましょう。

やってもいいですが、自己責任です。

ATMからの出金には手数料がかかる

また、ATMから日本円で出金できるのが魅力ではありますが、仮想通貨デビットカードは1回の出金で数%の手数料が取られることがほとんど。

仮想通貨デビットカードによっては手数料は変わりますが、大体3.5~5%という手数料に設定している会社が多い印象です。

1度の出金なら別にそこまで高くは感じませんが、月に何回も出金していたら手数料だけでも大きい負担ですよね。

それに、1ヶ月の限度額も決まっている仮想通貨デビットカードもあるので、注意が必要かなと。

カードの発行手数料が高い

日本のプリペイドカードやデビットカードはそこまで発行手数料が高いことはありませんが、仮想通貨デビットカードは数万円以上かかるカードも多いです。

先程紹介したHcardというカードは、発行だけでも350USD。

日本円だと約37,000円ほど作成するのに費用がかかります。

めちゃくちゃ高いですよね^^;

これにATMの毎回の出金手数料などを入れたら、いくら仮想通貨で稼いでいてもあまり作成する意味はないと個人的には考えてしまいます。

また、海外口座を作り、その口座が発行してるデビットカードやプリペイドカードを利用する人もいますが、海外口座自体を作るのにもお金がかかることがあるので、正直微妙です。

もちろん、その海外口座で資産運用をしたりするのであれば特に問題はないですが、わざわざ仮想通貨のための作る必要性はほぼないかなと。

それなら、普通に税金を支払いましょ。

仮想通貨のためにだけに仮想通貨デビットカードを作成するのはおすすめしない

海外で利用するとかそういう目的で作成するであれば、仮想通貨デビットカードを作っても別に良いと思います。

でも、日本に住んでいてあまり海外での利用もないのに、仮想通貨のためだけに作成するのは僕はおすすめはしないです。

それなら、自分で管理することができるハードウォレットなどを購入した方がいいですし、それで税金対策をしようと考えている時点でちょっと危ないです。

確かに、税金は誰でも払いたくないです。

でも、それは日本に住んでいるならしょうがないことですし、払いたくないなら投資をやめろって話だと僕は考えています。

数万円の税金を払いたくないなら、それ以上稼げばいいわけですし、税金うんぬんよりも効率よく大きくどうやったら稼いで資産を増やせることができるかを考えた方がいいです。

稼いだら税金を支払う

これはこれから仮想通貨を始める人は絶対に覚えておいてくださいね。

人は稼ぎが大きくなればなるほど、税金などを支払いたくないと思ってしまいますが、最初から

仮想通貨で得た利益は税金を払う

このように思って取り組んでいけば別にいざ利益が出てもそこまで焦る必要はないと思うんですよね。

税金の種類ややり方については僕は税理士ではないで、詳しいことは書けませんが、どうしてもわからない人は一度、税理士さんに相談してみるといいでしょう。

>>税理士に相談する

相談だけなら無料で対応してくれる税理士さんもいるみたいですので。

脱税は絶対にダメです。

それだけは僕のブログを読んでくださっている方は辞めてくださいねw

では、今回はこれで^^