洗濯機の購入を検討する時には何を基準に検討しますか?
単身の方と家族の方では、選択する大きさはもちろん違いますし、主婦の方であれば節水型を希望する方もいらっしゃることでしょう 。
又、機能を重視する方もいらっしゃるだろうし、予算が確定している方もいらっしゃるかもしれません。
スタイリッシュな洗濯機を希望ですといった方もいて、人それぞれさまざまな基準があります。
この記事では、さまざまな視点から2020年で最もおすすめの洗濯機の特徴や選ぶポイントについて紹介しております。
洗濯機のタイプと特徴
タテ型洗濯機の特徴
一般的に一番多く見られる型です。
洗い→すすぎ→脱水という基本的な性能は、ドラム式洗濯機と全く変わりません。
縦型洗濯機についている乾燥機はドラム式のものより劣っていると思われがちですが、性能ほとんど変わりません。
ドラム式と比較すると、価格がかなり抑えられています。
しかし、節水力は、ドラム式より劣ります。
洗濯可能な容量もドラム式より若干小さめのものが多いです。ひと言でいうと、中・小容量で低価格であるといったところでしょうか。
ヨコ型(ドラム式)洗濯機の特徴
洗濯物の投入口が上ではなく、前面にあります。ドラムのような形をしている洗濯槽は、斜めに設計されているのが特徴です。
ドラムが回転することで、中の衣類を上げては落とすたたき洗い、ドラムを速く反転させ衣類を小刻みに動かすもみ洗いの組合せとなっています。
縦型洗濯機のかくはん式の洗い方とは異なります。又、縦型洗濯機との大きな違いは、節水ができることです。
ドラムの傾きにより、水深が浅くても洗濯物が上手く洗うことができるのです。
2槽式洗濯機の特徴
2槽式の洗濯機は、個人的には昭和のイメージがありますが、タテ型の洗濯機とヨコ型の洗濯機にはないメリットがあって少数の人にはいまだに人気があります。
洗浄力と節水を兼ね備えているのが2槽式の洗濯機の特徴です。
当時、2槽式の洗濯機からヨコ型の洗濯機への普及がなかなか進まなかった要因もそこにありました。
洗濯槽から脱水に移し替えるのが面倒に感じる方もいらっしゃると思いますが、洗濯・すすぎの工程と脱水の工程が一度にできるので、短時間で大量の洗濯ができるのも特徴です。
洗濯機の選ぶ際の4つのポイント
様々な種類の洗濯機があるのがわかったら今度はその洗濯機を選ぶポイントを把握することです。
抑えておきたいポイントは下記の4つ。
自宅のスペースをまず確認
自分好みの洗濯機が見つかった、早く欲しい。ちょっと待ってください。
その洗濯機は自宅に設置可能でしょうか。
折角気に入って購入しても置くことができないとどうしようもないですよね。
洗濯機の脚部分より外寸法は大きくなります。
設置場所に防水パンがある場合は、防水パンの内寸を歯測りましょう。
又、ドラム式洗濯機は全面の扉が完全に開くスペースがあるかの確認が必要となります。
容量は人数×1.5kgを目安に
単身の方は、洗濯機の置くスペースを確認すれば良いですが、ファミリー向けの洗濯機を使用する場合は、洗濯機の容量が重要になります。
ただ、実際にはどの位必要なのか正直悩みますよね。
通常、1人あたりの1日分の洗濯物量は約1.5kgだそうで、4人以上で毎日洗うなら4×1.5=6kgが目安となります。
それでも、タオルなども一緒に洗うことを考慮すると7kg以上の容量がおすすめです。
乾燥機がセットになっているか
洗濯機に乾燥気が付いていると、天気の悪い日や梅雨の季節にとても重宝します。
洗濯物の生乾きは、嫌な匂いがするようになりますので、折角洗濯をしても気分がとても下がりますよね。
ただ、当たり前ですが乾燥機が付くことによって洗濯機のお値段も上がってしまいますので、自分には必要かどうかで選択するようにしましょう。
洗濯槽洗浄が自動になっているか
洗濯槽の汚れは、気付かないうちにどんどん激しくなってきます。
洗濯槽の掃除も洗濯機購入直後はしますが、そのうち面倒になりサボりがちになるのも事実です。
最近の洗濯機には洗濯槽洗浄が自動でできるものがあり、洗濯槽を綺麗に保つことができるのがいいですよね。
ボタン一つで掃除をしてくれるなんて、時代は進歩だと実感しています。
節水タイプは節約にも
洗濯で一番使用するのは水です。日常的に使用するからこそ、節水になるものを購入したいですよね。
どういったものが節水効果が期待できるのか店員さんに質問してみますと、最近の洗濯機は最初から節水が考慮されて作られているので、以前使用していたものよりは必ず節水になりますと言われました。
ですので、最近の洗濯機を購入すれば、大体節水になるようです。
音が気になる方は静音型
洗濯をするタイミングは、人それぞれで会社から帰宅するのが遅くなったり、昼間に雨が降ってしまった場合に夜洗濯をするといった場合があります。
そういったシチュエーションにも対応できる静音型の洗濯機があります。
夜の洗濯を周囲を気にせずにできるのはとても気分的に楽になります。
基本は最新型
何でもそうですが製品は改良が重ねられることで、以前よりも優れた製品を余に世に送りだすことが可能となります。
洗濯機は一度購入すると、故障しなければ5~7年位は使い続けるので次に洗濯機を購入する時は今の製品よりも優れた商品になっていますし、当たり前ですが店員さんにおすすめを尋ねると最新型をプッシュしてきます。
予約タイマーがあると
自分が帰宅するタイミングで洗濯物が終了するようにセットしておくことで、洗濯物を長期間洗濯槽に置くことにならず、洗濯物がシワシワになることを防ぐことができます。
折角洗濯をしても、洗濯槽に洗濯物を置いておくことで雑菌も繁殖しますので、予約タイマーを使いこなすことで解決するので便利な機能です。
洗濯機を購入する際の注意点
上記の選び方で洗濯機を大体決めたらあとは自分の目的にあった購入方法を選ぶようにしましょう。
予算重視の場合
予算重視の方は、洗濯は一般的な機能が付いていれば十分だと考える方も多いです。
そういった場合、洗濯機の基本的な機能(洗い→すすぎ→脱水)であれば、十分かもしれませんが、現在は想像以上に家電が進化していますので価格以外の機能面も少し考慮すると更にいいかもしれません。
スタイルにこだわる場合
洗濯機も家具のひとつで、室内に統一感を持たせたいのでスタイリッシュな洗濯機にするという方も増えてきています。
とても素敵な考えだと思いますし、自分の気に入った洗濯機が見つかるのが一番理想的です。
ただ、洗濯機を置くスペースは限られていますので、まずはサイズは押さえて室内のカラーを統一したりするのもいいかもしれません。
店舗で購入する場合
店舗で購入する場合は、実際に商品をすぐに見ることができることや洗濯機に関する詳しい説明が聞けたり、量販店の延長保証が付いていたりするのがメリットとなります。
たくさん見ているとどの洗濯機がいいのか分からなくなったりしますので、お店に行く前に自分が重視するポイントをまとめておくことをおすすめします。
ネットで購入する場合
ネットで購入する場合、翌日発送で送料が無料であったり、大型通販であればポイントがたくさんついたりするのがメリットになります。
又、お店のスタッフさんとの会話が苦手、仕事が忙しいといった方にも大変便利です。
発送されるのが早いので、購入する前に再度洗濯機のサイズのの確認をすることをおすすめします。
2020年洗濯機の最新おすすめベストバイ
日立の「ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム」
最もおすすめ人気があるのが日立の「ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム」。
横型のドラム式洗濯機ならこれを選べば後悔することはないでしょう。
価格は若干高めですが、温水ミストや風アイロン、静止乾燥等さまざま機能が付いており、使いこなせると大変便利なのは間違いないです。
パナソニックのNA-VX9800L-N [ノーブルシャンパン]
次に人気があるのがパナソニックのNA-VX9800L-N [ノーブルシャンパン]。
ドラム式洗濯機で、液体洗剤や柔軟剤を自動投入するという手間いらずの優れた洗濯機です。
スマートフォンでも操作できる最新型でお値段がかなり高いのも頷ける気がします。
洗濯にまでスマートさが追求されていてすばらしいです。
日立のビートウォッシュ BW-V100B
続いては日立のビートウォッシュ BW-V100B。
大流量シャワーでガンコな汚れも洗い落とせる「ナイアガラビート洗浄」を採用しています。
洗濯槽の見えない部分の汚れも洗い流せる「自動おそうじ機能」も搭載されていて、タテ型の洗濯機としては全く不足はないと思います。
1度は使用してみたいなと思う洗濯機です。
パナソニックのNA-F50B11
次はパナソニックのNA-F50B11です。
パワフル立体水流で、水位が低いときでも衣類をしっかりもみ洗いする「ビッグウェーブ洗浄」機能を搭載し、最終すすぎの途中で、柔軟剤を入れるタイミングをブザーで教えてくれる機能も付いています。
その他にはつけおきコースも付いておりこの価格で、機能はとても充実しています。
東芝のZABOON AW-8V6
最後は東芝のZABOON AW-8V6。
頑固な汚れを落とせる「浸透ザブーン洗浄」対応のタテ型洗濯乾燥機です。
しかも、洗い約28dB、脱水約37dBの低振動・低騒音設計で、時間を気にせず使用できるので、夜に洗濯をする人にはぴったりの洗濯機です。
洗濯槽を自動で洗浄する機能も搭載されているのがいいですね。
洗濯機の使い方とメンテナンス
洗濯物の量について
何故か洗濯物の汚れの落ちがいまいち良くないとお悩みの方は、洗濯物を詰めすぎて入れている可能性があります。
できるだけまとめて洗濯したいのは分かりますが、洗剤の力×水の力で汚れを落とすので、水の量が少ないと汚れが落ちにくくなってしまいます。
目安としては、タテ型7割、ヨコ型3割で洗濯物を入れ、十分な水の量になるよう調整しましょう。
掃除のスパンについて
理想としては、半年に一度掃除をすることをおすすめします。洗濯槽に水をためて洗濯槽専用のクリーナで掃除をされるのもありですが、通常の衣類漂白剤で代用することができます。
洗濯槽に30~40度のお湯を溜め、1袋全部入れ10分程洗濯機を動かして1晩置いておく方法です。
次の日に普通コースで洗濯機を動かして、再度普通コースで回したら完了です。
洗濯機の周辺について
洗濯機の周辺は洗剤を置くスペースがある程度必要で、どうせ使うなら便利に使いたいと思います。
通販ではさまざまな洗濯機に対応したランドリーラックがありますので、自分の洗濯機の大きさや形状にあったものを選び、洗濯自体をスムーズにかつスマートに送れるよう整えると洗濯自体が楽しくなるかもしれません。
まとめ
洗濯機は、日常生活ではとても必要なものですので、自分の用途にあったものを選ぶことができれば、より快適な生活を送ることができます。
ぜひ、自分好みの洗濯機を探してくださいね。最後までお読みいただきありがとうございました。