どうもとしみつです。
IEOと言えば国内取引所ではじめて行ったコインチェックのPLTが有名ですが、海外取引所では資金調達したいプロジェクトにとってIEOははかなり一般的。
ただ、どこの海外取引所でも良いというわけではなく、やはり知名度があり人気がある取引所で行うIEOに関しては上場価格よりも数十倍、数百倍も上がるなんてこともあります。
以前にFTXのIEOに関してはこちらの記事では紹介していますが、
【Binance編】バイナンスのIEOに参加する方法。用意するものや注意点今は新規受付をしてないので、今後どうなるかわかりません。
なので、僕は今は海外取引所ではBinanceやFTXを利用していますが、FTX次第ではBinanceと他の取引所を検討するかもしれません。
そこで今回の記事では僕が利用している世界最大仮想通貨取引所のBinanceでのIEOの参加方法や参加する手順などを解説していきます。
IEOに関しては本当にいつくるかわからないイベントですので、この機会にいつでも参加できるように準備だけでもしておいてください。
目次
BinanceのIEOの仕組み。基本的はBNB保持だけでOK
まず簡単にですが、BinanceのIEOの仕組みを紹介します。
2021年10月時点のBinanceのIEOでは、BNBを特定のウォレットに保有することで貰えるトークンのアロケーションが決まります。
アロケーションは毎日記録されるスナップショットの平均BNB残高で決定するため、IEOが始まったらすぐにスナップショットの記録からもれないようにBNBを保有することが大切です。
スナップショットが適用になるBinanceウォレットは、
- 現物アカウント残高
- 証拠金アカウント残高
- サブアカウント残高
- バイナンスセービングアカウント残高
- BNBヴォールトアカウント残高
- バイナンスフィアット口座残高
- 先物ウォレット残高
- バイナンスカードウォレット残高
- ローンチプールアカウント残高
これら10個のウォレット。
DeFiステーキング製品やバイナンスローンの担保などを利用してしまうと、BNB計算がされないみたいなので注意してください。
少し分かりづらいかもしれませんが、
BNBを購入してBinanceの現物アカウントに放置する
これで適用になるので難しいと思う人は、交換したらローンチするトークンの登録開始まで放置しておけばOKです。
ちょうどこの記事を書いてる時に「BETA」というトークンのIEOがやっていましたが、
約1週間ほどはスナップショット期間があります。
この期間中は毎日スナップショットが行われて登録期間までのBNB残高の平均で貰えるトークン量が決まります。
多くBNBを思っている人ほど有利なのは間違いないですが、ステーキングやロックする必要はないので、個人的にはそこまでリスクは高くない仕組みのIEOだと思っています。
ただ、注意点としては登録期間中にちゃんと登録をしないとせっかくのトークンが購入できない(アロケ分)ので、必ず時間は確認しておきましょう。
BinanceのIEOへの参加方法・手順。事前に準備するものについて
基本的なBinanceの使い方などは下記の記事を見てもらうとして、
【Binance編】バイナンスのIEOに参加する方法。用意するものや注意点BinanceのIEOに参加するためには
- 仮想通貨「BNB」トークンを準備する
- KYC認証を完了させる
この2つ必要を事前に準備する必要があります。
KYCに関しては数日かかることがありますが、BNBトークンを購入するのはその日に完了すること可能です。
ではそれを踏まえて参加方法を解説していきますね。
- ステップ①:国内取引所で仮想通貨を購入
- ステップ②:Binanceのアカウント(KYC)を作成して送金
- ステップ③:送金した仮想通貨をBNBに交換
- ステップ④:定期登録開始までBNBをBinance上で保有する
- ステップ⑤:トークン配布がされてトレード開始
ステップ①:国内取引所で仮想通貨を購入
まず始めに国内取引所でBinanceへBNBを購入するために仮想通貨を購入します。
Binanceではコンバート機能などを上手に利用すればどの通貨でも基本的にBNBへは交換可能です。
ですので、個人的には
- BTC
- ETH
- XRP
この辺りの通貨を購入するのがおすすめ。
BTCは送金は遅いですが、取引量が多いので取引しやすいのとコンバート機能がなくてもBTC建てのトレードでもBNBを購入することができます。
ETHやXRPは送金がBTCよりも早いのでスピードなどを重視するならこの2つを購入して送ってもいいでしょう。
XRPなら手数料も激安なので僕は国内取引所などを利用するときは基本的にXRPを使うことが多いです。
【Binance編】海外取引所から仮想通貨を日本円に交換・換金するベストな方法ちなみに僕は国内取引所はなどコインチェックやビットフライヤーを利用することが多いですが、今回はBinanceのIEOに参加することが目的なので、自分が使いやすいところで売買するようにしましょう。
仮想通貨(暗号通貨)の国内取引所おすすめランキング!ビットコイン買うならここ!【PR】ステップ②:Binanceのアカウント(KYC)を作成
国内取引所でBinanceへ送金するための仮想通貨を送金できたら次にBinanceに口座開設をします。
登録や口座開設はすべて無料で、登録だけであれば
- メールアドレス(携帯電話番号もあれば尚良)
- Google認証アプリ
この2つがあれば下記の公式サイトから登録だけはすることが可能です。
ただ、IEOに参加するためにはKYC認証をしないといけないので無料登録だけでは参加できません。
必ずKYC認証は済ませておきましょう。
認証プラスまでやらなくても認証だけ完了していればOKです!
1日に最大10回まで、本人認証プロセスができるのでうまくいかない人はそれを超えないようにチャレンジしてみてください。
ステップ③:Binanceへ送金してBNBに交換
認証が完了したらBinanceへ先ほど購入した通貨を送金しましょう。
アドレスは「ウォレット→フィアット・現物」から
送金する仮想通貨を検索して入金をクリック。
今回はBTCを例にしていますが、基本的に流れは一緒です。
BTCはネットワークにBTCを選択してアドレスをコピーして、国内取引所から送金しましょう。
国内取引所によりますが、早くて数時間、遅いと数日かかることもあるのでBTCなどを送るときは余裕を持って送金してください。
送金が完了したら、BNBに交換をします。
トレードができる方はトレードをしてもいいですし、苦手な方はBinanceのコンバート機能を利用してもいいでしょう。
手数料やレートが少し変わりますが、国内取引所の販売所のような鬼スプレッドではないので、少額ならコンバートがおすすめです。
上を送金した通貨にして下をBNBにして交換すれば完了です。
ステップ④BNBを保有してIEO登録期間になったら登録してトークン購入
BNBに交換できたらあとは冒頭でも紹介した通り、IEOの定期登録が開始するまでウォレットなどに保管しておきます。
おそらくかなりの人数の方がBNBを保有しているので、貰えるトークン自体はかなり少ないでしょう。
ただ、それでも上場価格を割ることはほほないですし、直近のCoin98では0.075 USDの上場価格で、
現在(2021年10月1日)、約3ドル。
40倍以上にはなっています。
仮に0.1BNB購入できたしても、4BNBはゲットできたわけです。
最後に方はBNBの価格が下るというリスクもありますが、それでも安い時に仕込んでおけばそこまでリスクもないので、僕は今後参加していく予定です。
バイナンスのIEOについてのまとめ
Binanceほどの大きな取引所のIEOは基本的に元本割れをするということはほとんどないです。
100倍、200倍というのは中々出てきませんが、購入できればほぼ上がることがわかっているので、ガッツリ資金を入れる方もいます。
もし、BNBが下がるリスクが怖いならヘッジをかければいいだけですし、ロック期間とかないのでトークンは諦めてBNBが上がった段階で売ってしまっても勝つことはできますよね。
BTCが暴落して終わらない限りはほぼIEOなどは低リスクで参加できますから。
興味がある方はぜひ参加してみてください。
では今回はこれでとしみつでした!