どうもとしみつです。
ビットコインは昨年は高値を更新して盛り上がりを見せていたので、次のバブルこそはとこれから仮想通貨に参入する人も多くいると思います。
そして特に多く利用されるのが、アメリカのテザー社が発行しているUSDT。
以前にUSDTの購入方法などは紹介したんですが、USDTにも色々なネットワークの種類があって手数料が安くて送金などによく利用されているのがTRC20規格のUSDTです。
そこでこの記事ではUSDTでもイーサリアムネットワークのではなくトロンベースのTRC20規格のUSDTを手に入れる方法を紹介していきます。
合わせて個人でも保管できるおすすめのウォレットなども紹介するので、TRC20のUSDTの購入方法に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
目次
そもそもTRC20-USDT(テザー)ってなに?魅力は?
テザー社が発行しているUSDTは現在、ステーブルコインの流動生や時価総額では他のステーブルコインに比べて群を抜いています。
なので、仮想通貨をやっている人の中には避難場所としてUSDTに交換して保管してる人もいるくらいです。
そして、USDTは様々なネットワークと繋がっており
- Omni
- Ethereum
- Tron
- EOS
- Liquid Network
- Algorand
このようにたくさんのネットワークから送金することが可能です。
そしてこの中でも特に多くの利用者が使用しているのがイーサリアムベースのERC20で次にOmini、そして今回するTRC20という位置付けになります。
この図などを見るとERC20を利用したほうがいいんじゃない?と思うかもしれませんが、イーサリアムネットワークの手数料は今、めちゃくちゃ高くなってます。
おそらく送金だけでも数千円。
気軽に1万円くらいから投資を始めたい!と思っても手数料だけで半分以上取られちゃうこともあるわけです。
それがTRC20なら1TRXとかで済むので、送金手数料がかからない。
なので、個人売買をするP2P案件などに使われることが多いわけです。
こちらはバイナンスのUSDTの手数料がですが、
トロンネットワークが群を抜いて安いのがわかると思います。
あまり、ネットワークがどうとか仕組みがどうとかそういう話に関しては僕もそこまで詳しくはないですが、とりあえずUSDTでもTRC20を利用すればめちゃくちゃ送金手数料が安くなると思ってもらえれば大丈夫です^^
TRC20-USDT(テザー)を手に入れる方法や購入時の注意点
では、実際にTRC20のUSDTを手に入れる方法ですが、主な入手方法としては
- バイナンスなどの取引所で交換する
- TRX専用のウォレット内でSwapなどをして交換する
このどちらかになると思います。
そして個人的にはバイナンスなどの取引所でUSDTにした方がいいと思っているので、ここではバイナンスでのTRC20のUSDTを購入して個人ウォレットに送金する方法を紹介しますね!
まず基本的なUSDTの購入方法などはこちらの記事などを参考にして入手してください。
バイナンス(Binance)の登録から入金まとめ!USDTを送金・出金する方法! バイナンス(Binance)でBUSDを購入する方法まとめ!必要は物や購入時の注意点について日本の取引所でUSDTを直接交換することができないので、海外取引所を利用するのが一般的です。
USDTを購入できたら、次に個人ウォレットへ送金ですが、TRC20を管理するならスマホだけで管理したいならトラストウォレットが最も使いやすくておすすめ。
上記からインストールできるんでインストールしたらUSDTのTRC20ウォレットを探してください。
ウォレットを追加したら次にアドレスを取得してバイナンスに登録します。
追加したウォレットの受信ボタンを押すと「Tから始まるアドレス」があるのでそちらをコピーしてください。
アドレスの登録はセキュリティ→アドレス管理から登録することができます。
選択するのはUSDTのTRC20。
ウォレットラベルは好きな名前でOKなので、トラストウォレットUSDT-TRC用とかつけておけば大丈夫です。
あとはアドレスに先程のをアドレスを入力して提出。
これでアドレスの登録は完了です。
バイナンスでUSDTを購入してTRC20-USDTを送金する
アドレス登録が完了したらあとは保有しているUSDTをTRC20で送ります。
確認する項目は上記の部分。
ネットワークを間違ってしまうと、送金することができないので必ずTRC20のネットワークを選んでください。
最後に提出ボタンを押して、Google認証やメールで確認コードを入力すれば送金手続き完了です。
バイナンスでは即時出金に対応しているので、遅くても10分以内くらいには到着するでしょう。
以上がTRC20-USDTを個人ウォレットへ送金する方法の流れです。
TRC20-USDTを送金した後の注意点
一つ、TRC20-USDTを送金した後に注意してほしいことは、バイナンスでは手数料としてUSDTを利用していますが、トラストウォレットや他のウォレットではネットワーク使用料にTRXを利用します。
ですので、個人ウォレットからTRC20-USDTを別のウォレットへ移行や送金をする場合は、別途TRXは用意しておきましょう。
TRX自体はそこまで高い通貨ではないので、頻繁に取引をするなら少し多めに購入して保有しておくのがおすすめです。
バイナンスから送金するときはTRXは必要ないけど、トラストウォレットなどの個人ウォレットから送金するときはTRXが必要。
このように覚えておいてください。
TRC20-USDT(テザー)の管理におすすめのウォレット
今回はトラストウォレットでのやり方を紹介しましたが、TRC20に対応しているウォレットであれば他を利用しても問題ありません。
特にパソコンからも操作したい人は、トラストウォレットはスマホ専用なのでパソコンで管理することができないです。
そのため、パソコンでも管理したい人は「TronLink」がおすすめ。
以前はTronPayというウォレットもありましたが、なぜか今は利用できなくなっているので僕はTronLinkを使用しています。
TronLinkならスマホアプリもあるので、パソコンとスマホどちらでも管理したい人はTronLinkを検討してもいいでしょう。
ただ、今はスマホのみでやる方も多いので、今後別にパソコンなどを使用しないのであればトラストウォレットで問題はありません。
まとめると
- 普段パソコンを頻繁に使う→TronLink
- スマホしか基本的に使わない→トラストウォレット
このように考えるのがいいかなと。
あとはTronLinkでもそれなりに他の通貨を管理することができますが、TRCネットワークなので取引所がTRCネットワークの送金に対応してないと送ることができません。
そしてほとんどの取引所では、まだまだTRCネットワークの対応をしているところが少ないので、TronLinkですべて管理するというのは難しいです。
TRC20のUSDTだけを利用する目的で何かしらの案件のためにTronLinkを利用するのが良いとは思いますが、あくまでも他のウォレットも管理するというならトラストウォレットで管理するのが個人的にはおすすめかなと思っています。
TRC20-USDT(テザー)を上手に活用しよう
TRC20のUSDTは、ERC20に比べるとまだシェアは少ないですが手数料が安いのが魅力的です。
TRXの上場が今後増えればまだまだ需要は伸びていくでしょう。
2021年にはいってから、イーサリアムのガス代は高騰し続けて、高いときでは1回の送金で5,000円近く取られるケースもあります。
仮想通貨の手数料って簡単に言えば銀行の振込手数料と同じ考えですからね。
送金するだけで数千円もかかるって、普通に考えておかしい世界なわけです。
P2P案件でも今後TRC20のUSDTを使用した案件も増えてくると思うので、ぜひこの機会にTRC20のUSDTの入手方法を覚えてみてはどうでしょうか?
では今回はこれで!としみつでした!